電脳卸商品キーワードリスト -成分・効果-

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プラセンタの成分・効果
プラセンタとは、人間をはじめ、ブタや羊などの哺乳類が出産した時に嬰児と同時に排出される胎盤のことです。この抽出エキスに優れた美肌・美容効果のほか幅広い機能が内蔵されており、古代ギリシャの時代から現代に至るまで民間伝承されており、近年では医薬品や化粧品、健康食品などの主要素材として幅広く活用され、女性の美容をコンセプトに大人気を博しています。
ワイルドヤムの成分・効果
ワイルドヤムは日本では野生ヤマノイモという名前で知られています。一定の環境(土壌及び気候)でしか育たない非常に希少価値の高い素材で、女性ホルモン様作用がプエラリア・ミリフィカの数十倍の効果があると言われており女性のための健康ハーブとしても注目されています。
プエラリアの成分・効果
プエラリア・ミリフィカが注目を浴びたのは、ミャンマーで見つかったビルマ語の古文書を翻訳・編纂したことにはじまります。この中に、高齢の女性がプエラリア・ミリフィカを食し、美しさと健康をいつまでも保っていたという趣旨の内容が記載されていました。そして、この地方の女性が周りの他の種族とは違い、肌が白く、胸も大きくて綺麗なプロポーションをしていたことがきっかけでした。 研究の結果、彼女たちが食べているプエラリアの影響であることがわかり、イギリスの学術雑誌『Nature』に、 プエラリアには「プエラリン」という美乳効果をもつ成分(大豆イソフラボンにはほとんどない)が多く含まれることが発表されてから世界中の注目を集め多くの研究が始まりました。この発表によりプエラリアはさらに世界的に研究され、その結果、豊胸や美白、しみ、しわ、にきび等の美容効果にとどまらず、不妊症、整理痛、生理不順、更年期障害など更年期障害などにいろいろな効果があることが分かり、現在サプリメントとして市販されている。
EGF
アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見された“上皮細胞増殖因子”のこと。皮膚の表面にある受容体と結びつき、新しい細胞の生産を促進する、体内で形成されるタンパク質の一種です。この発見によりコーエン博士はノーベル医学生理学賞を受賞しました。このEGFが注目を集めた当初は1g 8,000万円という高額なものでした。その後の研究の結果、十数年の歳月を経てコスト削減に成功し、スキンケアでの利用が可能になったのです。 年齢を重ねるにしたがってEGFの分泌量は減少し、細胞の再生が遅くなり、肌は老化していきます。そこでこのEGFをお肌に補給することにより、年齢とともに低下する肌本来の力を助け、皮膚細胞の新生を促すことができるのです。しかもこのEGFは細胞内で飽和状態になった場合、それ以上取り込まれることはありません。副作用のない安全な成分です。
シトルリンの成分・効果
スイカやゴーヤー、タマネギ、ニンニクに含まれる成分で、精力アップ効果が期待されているものです。具体的には、ペニスの血流をアップする、ペニスの海綿体を緩めて血液を入りやすくするという2つの作用によって勃起を促します。
ガラナの成分・効果
カフェインをたっぷり含むツル性の植物である。ガラナはコーヒーの3倍ものカフェインを含み、古くから興奮剤、鎮痛剤など、薬用として用いられてきた。 ガラナには、強壮効果、疲労回復効果、鎮痛、解熱などがあるとされ、サプリメントなどにも多く利用されている。これはガラナのカフェイン効果だけでなく、ガラナの種全体から得られる効果だとされている。また、ガラナに含まれるカテキンには記憶力を向上させる働きもあるとされている。
マカ
アンデス地方の高地で栽培されている植物で、栄養価が非常に高い。 マカには炭水化物、プロテイン、食物繊維、脂肪の他に、必須アミノ酸、鉄、カリウム、不飽和脂肪酸(リノール酸、オレイン酸など)、ステロール、タンニン、サポニンなど、貴重な栄養分を豊富に含んでいる。 マカには、強い滋養強壮作用や持久力の強化、男性生殖機能の向上、生理不順の緩和、更年期障害や女性ホルモンの正常化などの効果があるとされている。特に天然のバイアグラとも言われるほど、男性生殖機能の向上には効果が高いとされている。
ヒアルロン酸の成分・効果
非常に保水量の多いムコ多糖類の一種。ムコ多糖類は細胞と細胞の間を埋めている組織のこと。コンドロイチンと密接に関わり合いながら同じ働きを持つ。 ヒアルロン酸は、保水力が強いため、細胞外液の水分調整や間接の潤滑剤、血液中の水分量を増やすなどの働きがある。また、肌の弾力性を維持できるとも言われている。動物性食品の皮や骨、関節などに多く含まれるため、食事では摂取することが難しい。また、元来吸収されにくい成分であるため、加工されたサプリメントなどで補充するのは効果的だと言える。
カテキンの成分・効果
お茶の渋み成分であるタンニンを形成している成分の一部をいい、ポリフェノールの一種。フラボノイド系に属する。 カテキンには数種類あるが、緑茶に多く含まれるエピガロカテキンやエピカテキンガレート、カカオ(コーヒー)に含まれるエピカテキンなどが代表的。 カテキンにも強い抗酸化作用があり、消臭効果や血圧、コレステロールの低下、抗アレルギー作用など、さまざまな抗酸化効果があるとされている。乳製品と一緒に摂るとカテキンの効果が失われるとされるので、一緒に摂取することは避けた方が望ましい。
大豆ペプチドの成分・効果
大豆から抽出したタンパク質を酵素分解してできるペプチド。ペプチドとは、アミノ酸がいくつかつながった状態のものを指し、いわばタンパク質とアミノ酸の中間の状態をいう。 アミノ酸単体で摂取するよりも、ペプチド=アミノ酸が数個がつながった状態で摂取する方が、効率よくアミノ酸を吸収できるとして注目されている。その中でも、大豆ペプチドには基礎代謝を高め、疲労回復や脳機能の向上などに効果があるとされ、注目を浴びている成分。特にスポーツ界からの注目が大きいといえる。
フラボノイドの成分・効果
植物に含まれる色素成分の総称でポリフェノールを分類した際の1つのカテゴリー。ポリフェノールの中で最も重要な成分である。大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系の果実に含まれるアントシアニン、お茶に含まれるカテキンなどもフラボノイドの一種である。 ポリフェノールの仲間なので、同様に強い抗酸化作用がある。
ナットウキナーゼの成分・効果
納豆のネバネバに含まれている納豆菌が作り出す酵素のひとつ。他の大豆食品にはない納豆特有のもの。 納豆菌は生きたまま腸まで届いて腸内の善玉菌を活性化させるため、整腸作用や有害物質を排出する働きがある。そのため、便秘改善や肝臓にも良いとされる。 ナットウキナーゼには、血栓を溶かす作用がある。そのため、血液をサラサラにし、心筋梗塞や脳梗塞、痴呆症などの予防、血圧を下げる働きもあるとされている。また、強い抗菌作用と免疫力を向上させる働きがあることから、感染症予防やガン抑制作用もあると期待されている。ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱調理した場合はナットウキナーゼの効果を得ることはできない。
アガリクスの成分・効果
姫マツタケとかカワリハラタケとも呼ばれるキノコの一種。原産地はブラジルだが、最近では日本や中国でも栽培されている。キノコ類にはβ-Dグルカンと呼ばれる食物繊維の一種に、免疫力を高めたり、抗ガン作用があるとされている。 アガリクスには免疫力を高める様々な有効成分が含まれており、中でもβ-Dグルカンの含有量が、他のキノコに比べて多いとされている。そのためか、ガン細胞の縮小や消失といった実験結果が多く発表され、ガン予防やガン治療の効果が期待されている。
冬虫夏草の成分・効果
姫マツタケとかカワリハラタケとも呼ばれるキノコの一種。原産地はブラジルだが、最近では日本や中国でも栽培されている。キノコ類にはβ-Dグルカンと呼ばれる食物繊維の一種に、免疫力を高めたり、抗ガン作用があるとされている。 アガリクスには免疫力を高める様々な有効成分が含まれており、中でもβ-Dグルカンの含有量が、他のキノコに比べて多いとされている。そのためか、ガン細胞の縮小や消失といった実験結果が多く発表され、ガン予防やガン治療の効果が期待されている。
明日葉の成分・効果
セリ科の緑黄色野菜で、生命力がとても強い。明日葉という名称も「今日摘んでも翌日には新芽が出る」として名付けられた。アシタバにはβカロチンやビタミンC、ビタミンB群などのビタミン類や、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類、アミノ酸や食物繊維など豊富な栄養素が含まれている。中でもアシタバの茎にはカルコンという抗酸化作用を持つ有効成分が含まれており、他の成分と協働して老化防止に大きな効果があるとされている。
ノニの成分・効果
熱帯から亜熱帯の広い地域に分布する樹木で、果実がなる。沖縄ではヤエヤマアオキと呼ばれている。 ノニの果汁には特有のさまざまな有効成分が含まれている。それらには、人間の持つ自然治癒力を高めたり、細胞再生の活発化、血圧降下、鎮痛、抗菌などの作用がある。中でも安らぎを与えてくれるセロトニンと似た成分があるため、抗うつ効果もあるとされる。さらに、ノニの果実に含まれるビタミンCは抗酸化作用や免疫力の向上、美肌効果などが、その他の成分には血行促進や臓器を活発にするなどの働きがあるとされている。 ノニは近年、健康食品として大きな注目を集めており、ノニジュースが主流。ただしノニは苦く臭いもあるため、おいしくはない。ジュースに抵抗がある場合はカプセルや粉末などを試してみるのも良いだろう。
ガルシニアの成分・効果
多雨地帯に生息する果樹で、酸味のある果実。ガルシニアの皮に含まれているクエンブドウ糖が脂肪に変わるのを阻害するため、抗肥満効果があるとされている。また、ガルシニアは満腹中枢を刺激し、空腹感を感じさせなくする作用もあり、自然に食事量が軽減されることも特徴のひとつ。さらにはリバウンドも起こりにくいとされ、ダイエット食品として注目を浴びている。 ガルシニアは食前30分くらい前に摂取するのが効果的だとされている。
カプサイシンの成分・効果
唐辛子に含まれている辛味成分のことで、唐辛子を食べて汗をかくのは、このカプサイシンの作用である。 カプサイシンは体内に入るとエネルギー代謝を活発にし、体内の脂肪を燃焼させるため肥満の解消になるとして、ダイエット食品などにも多用されている。また、カプサイシンは同様の作用によって血行を促進するため、肩こりや冷え性などにも効果があるとされている。 カプサイシンをニンニクと一緒に摂ると相乗効果で疲労回復に有効とされている。
コエンザイムQ10の成分・効果
ビタミンQとも言われるほど体内のエネルギー生産をする際に欠かせない補酵素である。コエンザイムQ10は、通常、体内で合成されるが、加齢やストレス、偏食などにより合成量が減少するため、昨今は体外からの補充が注目されている。コエンザイムQ10の効果としては、抗酸化作用、免疫力向上、心臓機能の維持、動脈硬化の予防、疲労回復、肌トラブルの改善などが認められている。近年、特に「若返りのビタミン」として注目されている成分である。
サイリウムの成分・効果
水溶性と不溶性どちらの食物繊維も豊富に含んでいるオオバコ科の植物である。サイリウムは昔から便秘薬として利用されており、広くその整腸作用が認められている。サイリウムに含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収すると30倍以上にも膨らむため、便秘解消だけでなく、ダイエット食品としても注目されている。一般に「オオバコダイエット」と言われているものはサイリウムを原料としていることが多い。急速な血糖値の上昇を防ぐため、糖尿病予防やコレステロール値の低下、動脈硬化などにも効果があるとされている。また、大腸ガンの予防にも良いとされる。
グァバの成分・効果
ビタミンやミネラル、特にビタミンCを豊富に含んだ果物で、最近はグァバ葉ポリフェノールなどの有効成分が注目を浴びている。 グァバの実はそのままフルーツとして食されるが、グァバの葉はお茶などに利用され、そこに含まれるグァバ葉ポリフェノールに血糖値を下げる働きがあるとされ、糖尿病予防に注目が集まっている。また、グァバ葉ポリフェノールには、小腸での糖の吸収を抑える働きがあるため、血糖値だけでなく、ダイエット効果も期待できるとされている。
スピルリナの成分・効果
塩分の高い湖などに繁殖する高タンパク質の藍藻類の一種。タンパク質以外にも、非常に豊富なビタミンAやカリウム、また必須アミノ酸9種すべてを含むなど、非常に栄養バランスの優れた食品である。 スピルリナの特徴は消化、吸収が非常に良いこと。そのため、効率よく栄養を補いたい人に適している。また、コレステロール値を下げる働きもある。
タウリンの成分・効果
人体に最も多く含まれているアミノ酸で、体のあちこちに存在する重要なアミノ酸のひとつ。 タウリンには、コレステロールを減少させたり、心臓や自律神経の働きを良くする、疲労回復や目の健康維持などにも効果があるとされている。 タウリンは自然界のものでは貝や牡蠣、タコなどの魚介類に含まれている。最近では栄養ドリンクにもタウリンが多量に含まれていることが多い。
ギャバの成分・効果
γ-アミノ酪酸(Gamma-Amino Butyric Acid)を省略した呼称でアミノ酸の一種。人間の脳などに多く存在しており、抑制系の神経伝達物質として重要な役割を果たしている。ギャバは、脳のパニックを落ち着かせたり、血圧や中性脂肪を抑える、肝臓や腎臓の機能を高めるなどの働きがあると言われている。ギャバは、発芽玄米に多く含まれているが、ただの玄米では含まれていないため、ギャバを摂取したい場合は発芽玄米や味噌などを摂ることをオススメする。
Lカルニチンの成分・効果
肝臓や腎臓で、アミノ酸であるリジンとメチオニンから合成される栄養素。Lカルニチンは、ブドウ糖や遊離脂肪酸を筋肉細胞へと受け渡す役割をしている。Lカルニチンの働きによって、脂肪が燃焼されるため、脂肪燃焼ダイエットや持久力の向上などの効果で注目されている。Lカルニチンは20代を境に減少すると言われており、そのため近年ではサプリメントとしても数多く商品化されている。ちなみに、つい最近まで、Lカルニチンは医薬品としか認められていなかったが、規制緩和により健康食品への配合が認められるようになった。
ジャムウの成分・効果
ジャワ語、インドネシア語で「客、もてなす、植物などから作られた薬」という意味があるジャムウ。現地では民間万能治癒薬として、伝統的に使われてきた。数種類のハーブなどの生薬を配合して作られている。老化防止や細胞の活性化、ホルモンバランスを整えるなどの効果がある。その他生理痛の軽減や美容効果もあり、女性の様々な悩みを解決してくれる。
ジュアールの成分・効果
アフリカ東部の奥地に生息する伝統的な野草のこと。ジュアールは現地語で、聖なる太陽と大地が与えし尊いものという意味。聖なる地に成育するハーブと呼ばれる理由は、その高いSOD様作用と、タンニン、カテキン、テアフラビン類のポリフェノール含有量が多いことにある。むくみや、脂肪の除去、肩こり、腰痛、貧血やアレルギー、肌荒れなどに効果的。さらに、活性酸素を強力に除去して、老化を防ぐはたらきもある。日本ではジュアールティーとして販売されていることが多い。
馬油の成分・効果
馬の脂肪を長時間煮て、不純物をろ過した油のこと。古来より民間治療薬として使用されてきた。馬油には、動物性脂肪にもかかわらず、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれていて、脂肪酸のバランスが非常によくとれている。効果としては、血行をよくしたり、抗炎症作用、抗アレルギー作用、また浸透力が非常に強いことから、美肌効果などが挙げられる。また、馬油には食用のものもある。
ノコギリヤシの成分・効果
ノコギリヤシとはヤシ科の植物で、古くからスタミナ源として食されてきた。ドイツなどでは、ノコギリヤシは医薬品などにも用いられている。 ノコギリヤシは、男性のためのものだと言っても過言でない。ノコギリヤシは、加齢に伴う男性特有の症状、前立腺肥大や抜け毛、排尿困難などに効果があるとされているからだ。近年はサプリメントとして注目されており、抜け毛予防や前立腺肥大の予防など、男性にとって魅力的な効果がうたわれている。ただし、まだ研究途中のため、摂取する際は慎重に、摂取量を守るようにしたい。
イソフラボンの成分・効果
大豆の胚芽に含まれる植物性ポリフェノールの一種。大豆イソフラボンというのも、大豆を原料としている同じもの。女性ホルモンであるエストロゲンと非常に良く似た働きをするため、更年期障害や月経痛、乳ガンなど、女性ホルモンと関わりのある症状の軽減に効果があるとされている。その他にも動脈硬化や高コレステロール血症を予防する働きもあるとされている。無理なダイエットをした人や、骨粗しょう症気味の人にもオススメの成分である。
カルシウムの成分・効果
カルシウムとは、骨や歯に使われる大切なミネラルの一種。体重の約2%を占める。 カルシウムが不足すると、骨密度も低下するため骨粗しょう症など、骨が弱くなる。また、カルシウムはイライラを解消するとも言われているが、この場合はマグネシウムも一緒に摂取する必要がある。マグネシウム1に対し、カルシウム2のバランスが重要。日本人の60%以上はカルシウム不足と言われており、積極的に摂取することが望ましい。また、カルシウムを吸収する時は、同時にリン、ビタミンDも摂取する必要がある。
亜鉛の成分・効果
亜鉛とは、200種類以上の酵素の構成成分であるミネラルの一種。様々な働きに必要なミネラルで、成長期や妊娠、授乳、怪我の治癒など、新しい細胞が作られる時には特に重要な栄養素となる。また、亜鉛はセックスミネラルとも言われ、男性の精子の生産量に影響する。 亜鉛は肉や卵、ナッツ類などに多く含まれるため、ベジタリアンにとっては不足しがちな栄養素となるため注意。ただし摂りすぎると悪影響を及ぼすため、一度に摂りすぎないようにすることが大切。
リコピンの成分・効果
リコピンとは、トマトやスイカ、柿などに含まれる赤色色素。カロテノイドの一種。 リコピンには強い抗酸化作用があり、非常に注目されている成分である。血液中の活性酸素が原因で起こる様々な病気、例えば動脈硬化などを抑制する働きがあると言われている。また前立腺ガンを始め、胃ガン、肺ガン、子宮ガンなどにも効果があるとされている。食品の中ではトマトにもっとも多く含まれている。
クレアチンの成分・効果
クレアチンとは、アルギニン、メチオニン、グリシンなどのアミノ酸から構成されるリン酸で、赤身の肉や魚に多く含まれている物質。 クレアチンは運動時における瞬発力に大きな効果を生むとして、トップアスリートの間でも非常に注目されている。また、すばやく疲労回復ができるという点でも、スポーツ界からの注目は大きいと言える。
システインの成分・効果
システインとは、体内にもともと存在しているアミノ酸の一種。すぐれた抗酸化作用を持っており、健全な体づくりや、あらゆる病気の予防には欠かすことができない。メラニンの生成抑制や排泄の促進、淡色化のはたらきや、タバコやお酒による肝臓や脳へのダメージを防ぐ効果がある。また、髪や爪、肌や皮膚の主要な構成要素でもある。十分なシステインを摂取しておくことで、老化を予防することも可能。
テアニンの成分・効果
テアニンとは、別名グルタミン酸エチルアミドといい、アミノ酸の一種でグルタミン酸の誘導体でもある。緑茶や玉露茶などに含まれ、お茶の風味をよくするために食品添加物として使われている。カフェインを含む緑茶や紅茶は、テアニンの効果でカフェインの作用を和らげることができる。テアニンは、興奮を抑え、脳のα波を増やす効果があるので、リラックス効果が高い。そのリラックス効果によって、イライラによるストレス食いや過食を抑えるため、肥満の予防にも効果がある。また、脳内の神経伝達物質であるドーパミンを増やす働きもある。最近では、そのα波によって、睡眠の質を改善することができるという点にも注目が集まっている。
ラクトトリペプチドの成分・効果
ラクトトリペプチド(LTP)とは、乳タンパク質カゼインを原料とし、「Lact(乳から生まれた)Tri(3つの)Peptide(アミノ酸がつながったもの)」と書く。その名の通り、アミノ酸が3つ結合した有効成分。ラクトトリペプチドにはVPP(バリン・プロリン・プロリン)とIPP(イソロイシン・プロリン・プロリン)の2種類がある。「カルピス」菌の1つである乳酸菌ラクトバチルス・ヘルベティカスがつくり出す酵素の働きで発酵中に分解されてつくられる天然成分である。ラクトトリペプチドは消化酵素で分解されずに腸まで届いて働くため、整腸作用がある。その上、血液中で血圧を上昇させる物質を抑制する働きがあるため、血圧の上昇を抑える食品としてトクホ(特定保健用食品)にも多く用いられるようになった。
プロテインの成分・効果
プロテインとは、アミノ酸が結合してできるタンパク質のこと。体を構成する栄養素として必要不可欠なもので、動物性と植物性のものがある。動物性プロテインの代表が乳清タンパク。牛乳やチーズを作る時にできるタンパク質である。乳清タンパクには必須アミノ酸がすべて含まれており、吸収率も良い。乳清タンパクは免疫力の向上に優れており、抗酸化物質を増加させる働きもある。植物性プロテインの代表が大豆タンパク。名の通り大豆からできるタンパク質で、必須アミノ酸がほぼ含まれている。大豆タンパクは免疫力の維持、コレステロールの低下や動脈硬化に効果があるとされている。 プロテインを摂取する場合は、運動する前後の2〜3時間が効果的だとされる。ただし、過剰摂取すると、プロテインは体脂肪として蓄えられるため、摂取目安を守ることが大切。
コラーゲンの成分・効果
コラーゲンとは、体内に膜のように構造体として存在しているタンパク質である。コラーゲンの役割は対内蔵機の形を作り、支えるといった体の枠組みを作ることと、細胞と細胞の接着剤的な役割がある。加齢と共にコラーゲンは減少し、肌に弾力がなくなるため、たるみやシワの原因となる。コラーゲンを体内から摂取しようとしても、タンパク質であるため、必ずコラーゲンになるとは限らない。また、肌から吸収されないとされているため、化粧品などでコラーゲンを補っても、その効果はあまり期待できない。サプリメントなどで補いたい場合は、できるだけコラーゲンとなるよう、ビタミンCや鉄を同時に摂取すると良いとされている。
ラクトフェリンの成分・効果
ラクトフェリンとは、タンパク質の一種で、ほ乳類の唾液や涙などの分泌液に含まれているが、中でも母乳に特に多く含まれている。 ラクトフェリンには、強い抗菌作用があり、大腸菌やO-157、ガンジダ菌などを殺菌する働きがある。また、C型肝炎にも効果があるとされており、全体として抵抗力を高める効果をもたらすとされている。また、ラクトフェリンは鉄分の吸収を促進するため、貧血にも効果があるとされる。 ラクトフェリンは熱に弱いため、加熱された乳製品にはほとんど含まれていない。
カゼインの成分・効果
カゼイン(カゼインタンパク=カゼインプロテイン)とは、牛乳の80%を占めるタンパク質のこと。牛乳を温めるとできる表面の薄い膜がカゼインタンパク質である。カゼイン(カゼインタンパク=カゼインプロテイン)は非常に栄養価が高く、様々なものに利用されている。特にカゼインにはカルシウムの吸収を良くする働きや、整腸作用、消化促進、免疫力の向上、血圧の抑制などの効果があるとされている。しかし、カゼインは牛乳アレルギーの原因物質ともされているため、牛乳アレルギーの人はカゼインが含まれた健康食品などは避けた方が良い。カゼインは酸を加えると凝固する性質があるため、食品だけでなく画材やプラスチックなど、さまざまな用途に用いられている。
サーデンペプチドの成分・効果
サーデンペプチド(イワシペプチド)とは、新鮮イワシ(サーデン)から抽出した天然のタンパク質を、高純度のペプチドに精製したもの。イワシを直接食べても消化がよすぎてペプチドとしての効果がなかなか得られないため、もっとも体内で安定するアミノ酸配列に精製したオリゴペプチドなため、安全な上に吸収がよい。サーデンペプチド(イワシペプチド)の形で摂取することで、有効成分であるバリルチロシンが血圧を正常に保つはたらきをする。
シスチンの成分・効果
シスチンとは、含流アミノ酸の一種で、髪の毛を作っているタンパク質の主要成分。ケラチンに得に多く含まれ、必須アミノ酸であるメチオニンが体内でシスチンに変わる。主なはたらきとしては、傷の治癒の促進、ブドウ糖の代謝などがある。また、シスチンに、体内で代謝されると硫黄を出し、ほかの物質と反応して解毒するはたらきがあるので、有毒金属や喫煙、飲酒などで生じるフリーラジカル(活性酸素)や、ある程度の量を摂取することで、放射線などの害から体を守ることができるといわれる。シスチンは牛肉、牛乳、羊肉、小麦粉、さけなどから摂取することができる。
シルクプロテインの成分・効果
シルクプロテインとは、天然の上質なシルク(絹)に含まれる天然のタンパク質のこと。シルクタンパクを加工したシルクペプチドであるため、消化吸収がよい。人間の生命の維持に必要不可欠なアミノ酸を18種類も入っており、例えばコレステロール値を下げるグリシン、セリシン、アルコールの代謝を促進し、肝機能向上のはたらきを持つアラニン、痴呆症やパーキンソン病の予防に役立つチロシンなどが含まれている。人の肌と似ており、保湿効果にすぐれ、肌をツルツルにしてくれる。肝機能健康食品としてだけでなく、衣類やヘアケア用品としても手に入れることができる。
レジスタントプロテインの成分・効果
レジスタントプロテインとは、そばに含まれている消化されにくいタンパク質のこと。そばのタンパク質は消化が悪いと言われてきたが、この消化の悪さが健康にはよいといわれている。レジスタントプロテインが腸の中を移動しながら、余分なコレステロールを吸収し、そのまま体外に排出したり、脂肪の合成を抑え、体脂肪を低下させるはたらきもある。さらに、このレジスタントプロテインは、食物繊維を一緒に摂ることによって、一層効果を高めることができる。
ビフィズス菌の成分・効果
ビフィズス菌とは、乳酸菌の代表格とも言える善玉菌のひとつ。ビフィズス菌は、腸に生きたまま届き、そこに住み着くことができる乳酸菌である。 ビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制するため、悪玉菌から発生する有害物質を抑えてくれる働きがある。また、腸内を酸性に保ち、病原菌の繁殖を防いでくれるため、腸の環境を整える菌として注目されている。「おなかの調子を整える食品」として、トクホにも乳酸菌が多用されている。
LG21乳酸菌の成分・効果
LG21乳酸菌とは、明治乳業と東海大学医学部の研究チームが発見し話題を呼んだ、新しい作用を持つ乳酸菌。LG21のLは、ラクトバチルスを表している。このLG21乳酸菌は、もともと人間の体内に存在しているが、食べることで生きたまま胃の中へ届き、胃粘膜に粘着し、乳酸を分泌して、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃ガンの原因であるピロリ菌を抑制する作用がある。
植物性乳酸菌の成分・効果
乳酸菌には動物性と植物性のものがあり、植物性乳酸菌は、米や麦、果物などの植物をエサに増殖するもの。乳酸菌は動物性のものだけでなく、植物性のものもある。代表的な日本食である漬物や味噌、また韓国のキムチなどの発酵食品には、植物性乳酸菌が多く含まれている。植物性乳酸菌は苛酷な環境でも生き抜くことのできる強い菌なので、生きたまま腸に届くことができる。
フラクトオリゴ糖の成分・効果
フラクトオリゴ糖とは、ショ糖を原料とし、砂糖に近い甘味がある。消化酵素では消化されないため低カロリーで、腸まで届くオリゴ糖である。 フラクトオリゴ糖の効果としては、整腸作用や高脂血症の改善などがある。 タマネギやバナナ、ニンニクなどに多く含まれている。虫歯にならない甘味料としても注目されている。
ガラクトオリゴ糖の成分・効果
ガラクトオリゴ糖とは、乳糖(ラクトース)を原料とし、さわやかな甘味がある。消化酵素では消化されないため低カロリーで、腸まで届くオリゴ糖である。 ガラクトオリゴ糖の効果としては、整腸作用やミネラルの吸収促進、タンパク質の消化吸収を助ける効果があると言われている。母乳に多く含まれている。
キシロオリゴ糖の成分・効果
キシロオリゴ糖とは、トウモロコシに含まれるキシランを原料とし、さわやかな甘味がある。消化酵素では消化されないため低カロリーで、腸まで届くオリゴ糖である。 キシロオリゴ糖の効果としては、便の水分量を理想的に保つことや整腸作用、カルシウムの吸収を促進するなどがあげられる。トウモロコシやタケノコに多く含まれている。
グルコサミンの成分・効果
グルコサミンとは、関節やじん帯などに存在し、ムコ多糖に多く含まれているアミノ糖の一種。コンドロイチンやヒアルロン酸の主原料になるものである。 グルコサミンは軟骨を作るのに必要不可欠な栄養素で、加齢や運動不足による関節痛や腰痛などに効果があるとされている。 グルコサミンはコンドロイチンと併用摂取することで効果が高まるとされている。
ペクチンの成分・効果
ペクチンとは、量に違いはあるものの、あらゆる果物や野菜に含まれている天然の多糖類のこと。ゲル化作用を持つので、ジャムなどを作る時に必要。また、ペクチンは食物繊維の一種でもあるので、腸の健康に効果がある。コレステロールの上昇を抑え、動脈硬化や高血圧、心筋梗塞や糖尿病にもよい。柑橘系の果物に、特に多く含まれている。
レシチンの成分・効果
レシチンとは、リン脂質の一種で、細胞膜などを形成する主要成分。リン酸、脂肪酸、グリセリンなどで構成されている。最近は大豆レシチンが注目されている。レシチンには脂を水と乳化させる働きがあるため、脂質代謝が活発化され、動脈硬化や高血圧の予防、肥満解消につながるとされている。また、レシチンは脳の栄養素とも呼ばれ、記憶力向上や痴呆症予防にも効果があるとされている。
アントシアニンの成分・効果
アントシアニンとは、植物に含まれる紫色の色素のことでポリフェノールの一種、フラボノイド系。主にワインの原料であるブドウや、ブルーベリー、紫芋、あずきなどに含まれている。 アントシアニンには目の疲れを癒したり、目の健康を維持する働きが大きいとされている。また、他のポリフェノール同様、強い抗酸化作用により、老化防止やサラサラ血にしてくれる働きがあるとされている。 アントシアニンを摂取する際はビタミンCと一緒に摂ると抗酸化作用が5倍になるとの報告もあり、ビタミンCとの同時摂取が望ましいとされる。
イチョウ葉エキスの成分・効果
イチョウ葉エキスとは、イチョウの葉を乾燥させて成分を抽出したもののこと。イチョウ葉エキスには強い抗酸化作用と、血液の流れを良くして血栓を予防する働きがあるとされている。これらの効果のため、記憶力や集中力、思考力を向上させたり、不眠、痴呆、アルツハイマーなどの症状緩和など、脳への効果も認められている。 イチョウ葉エキスは、食後に飲むと吸収が良い。ただし、イチョウ葉のお茶には、イチョウ葉に含まれるアレルゲン物質が除去されていないため、イチョウに触れるとかぶれるなどのアレルギーがある人は注意しなければならない。
ルチンの成分・効果
そばには、ルチンというフラボノイド化合物が含まれている。このルチンには、ビタミンCの吸収を助け、高血圧や動脈硬化の予防に有効であるとされている。しかしルチンは、そばを茹でる時に成分がそば湯に溶け出してしまうため、そばそのものにはあまり含まれない。そば湯が体によいとされるのは、このためである。そばにはルチン以外にも必須アミノ酸などが豊富に含まれており、健康によい。
ケルセチンの成分・効果
ケルセチンとは、別名ビタミンPと、フラボノイドの中でもフラボノールに分類されるポリフェノール化合物の一種。柑橘類やリンゴ、緑茶やタマネギに含まれていて、ビタミンCの吸収を助ける役割がある。脂肪吸収を抑制したり、強い抗酸化作用、抗ガン作用も持っている。他にも、花粉症の炎症を抑える効果やアレルギーを抑制する作用がある。通常、食品の中では配糖体として存在しており、その中ではルチンが有名である。
クエン酸の成分・効果
クエン酸とは、酢や柑橘系のものに含まれる酸味成分。疲労物質である乳酸を燃焼させる働きがあるため、すばやい疲労回復効果があり、肩こりや腰痛の予防にもなると言われている。また、ミネラル分の吸収を高める効果もあるとされる。レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干し、もろみ酢などに多く含まれている。クエン酸を摂取する際にはビタミンB群も一緒に摂ると効果が高くなる。
スクワレンの成分・効果
スクワレンとは、深海鮫の肝臓に含まれている肝油成分のこと。中でもアイザメの肝は、80%近くのスクワレンが含まれている。 スクワレンには、まだまだ解明されていないことは多いものの、酸素供給能力に優れているとされている。そのため、体内臓器の機能を高め、健康維持につながるとされている。特に肝機能障害に対して有効であるとの見方が強い。また、スクワレンには保水力があるとして化粧品などにも多用されている。
プロポリスの成分・効果
プロポリスとは、ミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物が混合してできたもので、ミツバチはこれを巣の入り口に塗って巣を守っている。 プロポリスは樹脂やミツロウ、花粉などを主成分とし、アミノ酸や脂肪酸、ビタミン、ミネラルなども豊富に含んでいる。 プロポリスは天然の治療薬として古代から使用されており、その効能は、強い抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛、酸化防止、免疫力向上などがある。そのため、糖尿病や胃腸系疾患、循環器系疾患などに効果があるとされている。また、プロポリスには約40種類ものフラボノイドが含まれており、その働きで、自然治癒力を高め、血管を強くする。さらには抗ガン作用もあると言われている。ただし、プロポリスにも種類がある。サプリメントなどに使用されているプロポリスは、その種類(産地や樹脂の違い)によって、効用が異なるため、自分の症状にあったプロポリスを選ぶことが大切だと言える。
ローヤルゼリーの成分・効果
ローヤルゼリーとは、働きバチ(ミツバチ)が体内で合成するもので、女王バチのエサとなる。女王バチは2000個もの卵を毎日産む。その源となっているのがローヤルゼリーである。 ローヤルゼリーには、必須アミノ酸を全て含むアミノ酸類とビタミンB群などが豊富に含まれている。ハチミツよりもずっと栄養素が多い。 ローヤルゼリーに含まれているアミノ酸の働きで、成長促進、解毒作用、脂肪肝の緩和、肝機能の向上、疲労回復など多くの効果が期待できる。また、ビタミンB群であるパントテン酸の働きで、善玉コレステロールを増やし、免疫力を向上させる働きもある。その他にもローヤルゼリーには、脳の活性化や血圧調整などの作用があり、その中でも、ローヤルゼリー特有の有効成分であるデセン酸の働きで、更年期障害や自律神経失調症、ガンの抑制、老化防止などの効果もあるとされている。
ビール酵母の成分・効果
ビール酵母とは、麦汁を発酵させる時に使われる酵母で、これが発酵するとビールになる。そのため、ビール酵母には麦汁の栄養分がたっぷり含まれている。 ビール酵母には、タンパク質や食物繊維、カリウムやマグネシウムなどのミネラル類、ビタミンB群などの栄養分が豊富に含まれており、中でもタンパク質には必須アミノ酸全てが含まれている。 ビール酵母は、その豊富な栄養素から、疲労回復や免疫力の向上、血圧降下などの効果がある。また、ビール酵母に含まれる有効成分、グルタチオンには抗酸化作用があり、老化防止に効果があるとされている。キノコ類によく含まれているβ-Dグルカンも、ビール酵母は含んでおり、免疫力の向上や整腸作用などが期待されている。 ビール酵母は豊富な食物繊維が含まれているため、お腹の中で膨らむとしてダイエット食品などにも多く用いられている。栄養バランスの良いダイエット食品とも言える。